ブログ

血液サラサラなら それでいいの?

みなさん、こんにちは。

髙島クリニック院長の髙島正広(たかしま まさひろ)です。

ここら辺で「梗塞治療」のテーマについて書いてみたいと思います。

今日は「血液のドロドロとサラサラ」についてお話しします。

 

みなさんは自分の血液がドロドロなのか、サラサラなのか知っていますか?

恐らく、

「私は医者にドロドロと言われたから、ドロドロだと思う」とか

「血糖値が高いから、ドロドロだと思う」とか

「生活習慣病の薬を飲んでいるので、サラサラのはずだ」

というように、医者から言われただけだったり、想像や印象だけで、はっきりと自覚している人はほとんどいないと思います。

 

それもそのはず、自分の血を見てドロドロ血かサラサラ血かを判断できる人なんていませんし、実際に血液がドロドロしているわけではありませんしね。

実は、一言で「血液ドロドロ」と言ってもその意味合いはたくさんあるんです!

 

分かり易く説明しますね。

ドロドロにはいくつか原因と状態があるのです。

(画像1)

血液サラサラなら

全てではないですけど、こんな感じでドロドロにも種類があるんです。

この中でも怖いのは、「血小板が固まり易い状態」です。

 

では、血小板が固まり易い状態とはどんな状態かというと・・・

出血した時に血が止まり易い状態のことです。

その方がええやん!と思いますが、固まり易いからと血小板が血管内で固まったりすると都合が悪いですよね?

血液が体を循環することで、生命維持活動を行えるわけで、のんびり流れたり、流れなかったりされたら困るわけです。

サラサラ流れて欲しいわけですよ。

 

では、サラッサラで血小板が固まりにくい方がいいかというと、それも困るんです。

点滴の注射針を刺したら血が止まらない!なんてことが実際あるのですが、そんな人が大けがをしたら・・・

想像するだけで怖くなりませんか?

 

血小板の固まり易さを「凝固能」と言います。この凝固能がええ塩梅のええさじ加減であることが理想なんです。

 

ええ塩梅とか、ええさじ加減とか、日本人独特のグレーな表現ですね(笑)

すみません。

実はこれ、検査して数値化することができるんですよ!

しかも、保険適用です。

 

お医者さんに「血、ドロドロでっせ~」と言われて、せっせと薬飲んでる人いませんか~?

怖い怖い~~

その薬、いつから飲んでます?

どんだけ飲んでます?

ちゃんと凝固能の検査を定期的にしてますか?

「血液凝固検査」して下さい!

 

僕のところに来る患者さんで、凝固能の検査したことある人はほとんどいませんでした。

ちょっと信じられないというか、恐ろしくて恐ろしくて・・・

特にアスピリンとかワーファリンなんていう、心筋梗塞や脳梗塞を一度やっちゃった人が、再梗塞しないように予防的に飲んでいるときなんか、、、、検査したほうがいいよ!!

おまけに怪我だけはしないでね、血止まらんから。って言いたくなります。

 

僕のやっている梗塞治療にキレーション点滴というのがあるんですが、これは、簡単にいうと血管のお掃除です。

だから、おのずと血液もサラサラになります。

 

でも、抗凝固剤(固まりにくくする薬)飲んでる人に更にサラサラになるようなことをしたらエライことになりますからね。

僕は必ず凝固能の検査をしています。

治療をはじめた後も、半年~1年に1回は必ずします。

 

ドロドロをサラサラにするとか、凝固能とか、分かりにくい表現でお話ししてますが、最後にハッキリ言いますね。

 

ワーファリン

アスピリン

パナルジン

といった血栓を予防する薬や血を固まりにくくする薬を長く飲んでる人は、

保険適用なんで1度血液の凝固能を検査して下さい!!

 

梗塞予防や生活習慣病は薬で血がサラサラになって安心するもんと違いますよ!

血液検査の数値も、薬飲んで下げてるだけでしょ?

それって、根本的に改善されているって言えるのかな・・・

梗塞って、血管詰まったり裂けたりしちゃうんですよね?

血液はサラサラになったけど、じゃあ血管は?

薬やめた瞬間に裂けちゃうような血管で一生過ごします?

 

今日はモヤモヤさせたまま終わります(笑)

ご自身の体とちょっと向き合ってみてください。

PAGE TOP